七尾高校スーパーサイエンスクラブ(SSC)で環境DNAの1回目の出前講座を行いました。日曜日にもかかわらず6人の生徒さんが参加してくれました。
本日はホクリクサンショウウオを題材として環境DNA解析の説明と採水・濾過の実習です。また、強力な助っ人としてホクリクサンショウウオを守る会の架谷会長にも来ていただきました。

ますは座学

まずは座学で環境DNAについて解析と利用場面、採水方法について説明を行いました。

ホクリクサンショウウオの卵を確認する架谷会長 ホクリクサンショウウオの卵

架谷会長からはホクリクサンショウウオの発見や生態についてのお話をいただき、産卵場所に移動して卵のうを観察しました。成体は見つかりませんでしたが、ホクリクサンショウウオ特有のバナナのような卵のうが確認できました。
ちなみに、ホクリクサンショウウオは石川県指定希少野生動植物種に指定されているので、許可を得ている架谷会長から間近に見せていただくことができました。

採水に挑戦

そしていよいよ環境DNAの採水の実習、のタイミングで雪が降りだしました。なかなかの寒さですが、皆さんテキパキと採水されてました。

最後は良い天気

採水作業が終わると、オヤクソクのように晴れました。この後、学校に戻り汲んだ水の濾過作業を行い、次回の解析作業の分析サンプルを作成しました。
参加してくれたSSCの皆さん、我々の拙い説明を聞いて下さりありがとうございました。