環境DNA解析

環境DNA とは河川や湖沼などの環境水に存在する生物由来のDNA のことで、環境DNA を解析することで、そこに生息する生物の種類や生物量の推定が可能です。この環境DNA 解析には、全ての魚類を対象に生息種を明らかにする『網羅的解析』、特定の魚類を対象に生息の有無や生物量を明らかにする『種特異的解析』、同じ種の中での個体ごとの違いを調べる『遺伝的多様性解析』があり、当社では以下のサービスを提供いたします。

環境水の採取
プライマーの設計
環境DNA解析
塩基配列の解読
環境DNA解析の採水作業

環境DNA解析の採水作業

多人数で行う従来の捕獲調査に対し、環境DNA 解析の現場作業は環境水を1ℓ採水するだけです。

電気泳動

電気泳動法によるDNAの分離

PCRで増幅した対象種のDNAを分離

ゲル撮影装置

ゲル撮影装置

分離したDNAを染色しDNAの有無を確認

プライマーの設計

プライマーの設計

塩基配列を比べて目的のDNAを増幅するプライマーを設計

リアルタイムPCR

リアルタイムPCR分析

DNAの増幅と定量により種の在不在を判定

次世代シーケンサー

次世代シーケンサー

網羅的解析により生物相を解析します

環境DNAの解析手順
環境DNAの解析手順